2月議会の質問内容について、勉強会を行いました。

「勉強会」とは、議会担当職員（通称「議担」）と関係各課からのある意味で「聞き取り調査」で、議員が何を考え何を質問するつもりなのかを職員が聴き、議員が説明していく会のようです。

市議会のときには一議会で一回質問できたので、毎回10項目くらいでしたが、今回は1年間も質問できなかったので、40項目以上の質問項目の候補をだしています。
それに対しての説明であるので、かなりのボリュームと時間が必要となりそうです。今後も第2回第3回と続けていくことになりそうです。

今日は保健福祉関係について十数項目を説明してきました。いくつかは割愛したり、次回にまわしたり、委員会にまわすことになりそうです。

健康福祉常任委員会で審議。

その後、千葉県がんセンターの視察をしてきました。
竜センター長に代わってからの、センターが行ってきた改革の課程などのお話を伺ってきました。

医療は常に進み続けています。

この当たり前のことを当たり前に受け止められない公立病院等の改革が難しいことはわかっていますが、ただ単に赤字を出しているから切る、という選択肢をとらないために、ぜひこのがんセンターの取組を参考にしてもらいたいな、と思いました。

では、どう変わったのか、簡単に言うと

高度先端病院はより多くの人を診ることが大事。

入院が長くなれば、単価は低くなります。

そこで、患者さんが来た当初で検査が出来るような体制を整え、とにかく、すぐ診ることに心がける。
そして、手術をした後は出来るだけ負担の少なくなるよう早く直して早く帰してあげる。

このことに取り組むようになって病院経営も変わってきたとのことです。

H14年に新規入院患者が3687人であったのが
H18年には6001人。
新規の外来患者がH14年には3956人であったのが
H18年には5393人。
そして手術件数はH14年で1836件であったのがH18年には2623件に。
これによって、純利益がH14年でマイナス3億5400万円からH18年には7800万円の黒字に転換しています。

これにはスタッフの意識改革も相当必要であったでしょうし、勤務条件も相当変わったと思いますが、相当な努力とセンター長の創意工夫があったようです。

お金だけの問題ではなく、どう変えていくのかのモデルのひとつと思い、一端をご紹介しました。

審議拒否とこの戦略どちらがいいのか。
「給料をもらっていながら働かない」VS「働いているけどしっかり答弁してもらえない（＝仕事の内容が悪い）」

大変迷うところですが、こんな戦略もありなのかもしれませんね。

【時事通信】民主、質問通告しない新戦術＝厚労相は答弁にしどろもどろ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070308-00000202-jij-pol

　雇用保険法改正案が審議入りした8日午後の衆院本会議で、民主党の田名部匡代衆院議員が具体的な質問通告を出さずに質問したところ、同法案を所管する柳沢伯夫厚生労働相が答弁にしどろもどろとなり、議場内が一時、与野党のやじで騒然となる場面があった。
　国会の質問では、各省庁が前日までに質問取りを行い、答弁書を作成するのが慣例。ところが、委員長職権の本会議開会に反発した民主党が、新たな国会戦術として質問取りに応じなかった。

迷ったのでアンケートを一つ。
国会戦術で、審議拒否と質問通告無し、どちらが有効か。
http://www.enlog.jp/enqVote/6058/

民主党の対応も問われている。

民主党員として、審議拒否という戦術を支持しなければならないのだと思うが、一言だけ言わせてもらいたい。

やはり前原代表のときのように対案路線、論戦での新たな戦術を編み出していく時期ではないか。たとえば予算委員会で民主党員の緊急アンケート結果を示してみたり、路上でのコメントを取り上げてみたり。

国会の現在の勢力図では、辞職勧告などは一蹴されてそれでお終い。
人の噂も75日、忘れ去られていいほどこの問題は小さくは無いだけに、この問題を引き伸ばして国民の意見をさらに聞きたいと言うのは理解できるが、「国民の意見を聞く」という運動が欠けていないだろうか。

そこでアンケートをひとつ
http://www.enlog.jp/enqVote/5631/

我孫子の飯塚まことさんの出陣式に出席した後
地域の高齢者クラブの会合に参加してきました。

毎年いろいろなご要望をいただくのですが、今年は一風変わったご依頼をいただきました。

老人クラブという名称が良くない、対象者がたくさんいるけど入ってくれない、何かいい案はないですか？とのお話。

何か自分はまだ老人ではないとのことから、折角勧誘をしても入るのに抵抗があるようなお話でした。

シニアクラブもあまりいいイメージではないようですし…難問を頂きました。

良いご意見ないでしょうか？

以前から意見を聞く方法がないか、を探してきましたがこんなアンケートを作ってみました。ちょっと試してみて、うまくいくようなら継続して政策づくりに利用していきたいとと思います。

投票URL： http://www.enlog.jp/enqVote/5421/

英語教育、二学期制について先進市である倉敷市の視察。

英語教育については様々な議論がありますが、中教審で小学生からの英語教育導入が検討されている以上、柏市としても対応が一応出来るように準備だけはしておく必要があると考え、視察に組み込ませていただきました。

二学期制については犬山との違いも含めて見させていただきましたが、やはり親御さんたちの受け取り方が大きな課題なのかな、という感想を持ちました。行政の説明責任を果たしているかが大きなポイントになりそうです。

神戸の埋立地における産業特区などの説明をきき、公設市場を見てきました。
政令都市でもあり大きな町に圧倒されました。

産業特区については医療産業を中心とした誘致の特区であり、民生環境委員会などとともにこないと柏市として参考にするには厳しいものがあるかなとの印象を受けました。

公設市場については、全国で唯一のPFI方式での建設でもあり、参考になりました。

今後の市政に活かしていければ、と思います。

教育経済委員会で、行政視察に行ってまいりました。
5/10〜12の予定で、広島・神戸・倉敷に。

1日目の広島市では中高一貫教育の現場の視察を見てまいりました。
いまのところ柏市ですぐに中高一貫教育を導入するという予定はありませんが、少子化による市立柏高校の生徒数の減少に市としてどのように対応するのか、についてはよく検討をしておく必要があると思います。
今回は中高一貫教育施策の導入による効果や保護者の反応などについて見てくる機会として大変参考になりました。

教育経済委員会で、今年度予算によって風早南部小移転地を買収することになっていますが、その現地を視察してきました。

雨の中でありましたが小学校をまず見学、自衛隊基地が間近にあり長い間こどもの教育に影響を与えていたんだろうな、と沼南の議員さんがたの熱い思いを感じました。

また予定地についてはまだ道路の工事などシカ始まっておりませんのでピンときませんでした。
小高い丘の上からこれからどんなになるのだろうか、良い学校が建てばよいが…という感想です。
まず周辺道路の建設もしていかないと通学に苦労するのかな、とも思いましたので、そのあたりにも配慮をしてほしい旨を行政職員の皆さんとお話させていただきました。

教育改革に先進的に取り組んでいる犬山市の教育行政視察に行ってきました。

（後日内容詳細について更新します）

議会改革に先進的に取り組んでいる三重県議会の視察に行ってきました。

（後日内容詳細について更新します）

教育改革に先進的に取り組んでいる京都市の視察に行ってきました。

（後日内容詳細について更新します）

教育改革に先進的に取り組んでいる京都の視察に行ってきました。

（後日内容詳細について更新します）

9月の定例議会に提出される予定の指定管理者制度関連の勉強会を開催。

管理委託制度がなくなるため、来年9月までに、地方自治体は指定管理者に公の施設を管理を任せるか、直接運営するか、の判断をしなければならないことになっています（法改正）。

このため、柏市でも指定管理者制度を導入する施設と、導入しない施設とに区分けの作業を行い、今回の9月議会に?指定管理者制度を導入するための基本的なルール作り→条例制定、?指定管理者制度を導入する施設の管理を対象とした条例の制定、?関連する条例の改正を提案するとの事です。

簡単に言えば、いままで「役所の仕事」だった公の施設の管理を民間会社やNPO団体に任せることができるようになる制度です。（いわゆる官から民へ、ですね）

管理委託と指定管理者制度の違いは、施設使用の許可権限を指定管理者に持たせ、管理者が独自で判断する事ができるようになること。そして指定できる団体の規制が縮小されたことです。

例としては例えば市営プール。
市営のプールを市が管理するより民間団体に管理してもらったほうが、サービスが向上する、ということになるなら指定管理者にお任せしましょう。と判断したとすると・・・
それによって、空いている時間が長くなったり、対応が丁寧になったり、ということが期待できるでしょう。

このような制度について審議が行われる議会が来月2日に始まります。ポイントはサービス向上・費用対効果・安全性などについてと思われます。

基本的には官から民への流れは大賛成。ただいくつか気になる点があります。

ひとつは、指定管理者の選定ルール。

選定委員会が役所主導であることで、健全な競争が期待できるかということ。
選定する際の評価項目の設定をする人と、評価をする人が同じであると事前に談合などが生じる恐れがあるのではないかということ。

二つ目には指定管理者に指定される民間団体について。

今までにない取り組みですから、民間団体の育成が追いついておらず、結局従来と同じ団体が引き受けることになるのではないか、ということ。

などが心配です。

7/5〜7/7まで教育経済常任委員会で行政視察に。
第1弾は、札幌の中央図書館制度と札幌マラソン運営についてでした。
行程は、朝早くから満員電車を乗り継ぎ羽田から飛行機。
千歳空港に到着後休む間もなく札幌駅にJRを乗り継ぎ、札幌駅。
40分で昼食・休憩。
即座に、第一の視察先「札幌中央図書館」
札幌市に1つの中央図書館、札幌市内10区に1区に1つある図書館、地域ごとにある図書室。40を超える図書館態勢。
…全ての図書をデータベース化して、検索システムを整え、中央図書館にあるものを住民の検索結果による希望を素に区の図書館へデリバリー。
1冊の本が札幌市内であちらこちらにいくサービス体制は先進的な図書システム、と感じました。
どの図書館でも借りられ、返すことのできる中央図書館制度、柏市では新たに図書館を作って欲しい、との要望がありますが、何十億円も掛けて新しい図書館をつくるより、このようなサービスを充実させたほうが、市民にとって利益があるのではないかと思います。
インターネット、携帯図書サービス、などの普及なども図書館のあり方を考えさせるものになていると思います。
建設費も運営費もただではありませんし、是非、市民の皆さんにも図書サービスと税負担額とについてお考え頂きたいと思います。

新聞をご覧になった方…ご承知の通りです。
千葉県知事選挙の対応を巡って、昨日の幹事会は意見が割れました。
そしてまだ、決まっていません…。

気を取り直して
昨日今日の市川市の行政視察報告(`・ω・´)b

今日は「納税者が選択する市民活動団体支援制度」です。

この制度は、ハンガリーで行われている、所得税の1％を納税者が選んだNPO等への支援制度を参考につくられた制度。

市川の制度は、市税の1％を納税者が好きな団体を選んでその団体に補助する事ができる制度ですね。

現在、どこの市でも取り入れてきている「市民との協働（＝行政が税金で仕事をするとどうしても割高になるような仕事を市民のボランティア団体にしてもらう）を支援する制度と理解しています。

市民税の総額の1％ですから、最大で約2億9千万円が市民団体に補助されることになりますね。

市民団体は「保健医療・福祉」「教育」「まちづくり」「学術芸術文化振興」「災害救援活動」など17の分野で申請し、申請が通れば市民に活動をアピールして自団体の支援をしてもらう。
→市民活動が活発になることが期待されます。

市民（納税者）は各団体の活動や行う事業を見て団体を選択し市役所に届け出る。
→自分がもっとも力を入れて仕事をしてもらいたいところを自分の税金で選べるから、納税者意識が高まります。

現在、支援を受ける側の申請が終わって、80を超える団体が申し込んだということです。

そしてこれから支援する団体をチェックし、5月くらいには市民が団体を選んで届出をする仕組みになっているようです。

まだ始まっていない制度ですので評価をするのは難しいですが、住民が自分の納税したお金がどのように使われるか、目に見えてくるのはとてもいいことだと思います。

きちんとした団体が集まるか、既存の団体が悪用しないかなどの問題点もありますが、柏市でも取り入れたい制度ですね＾＾

朝から晩まで、民主党千葉県成年委員会の議員と共に東京都杉並区の視察に行ってきました(`・ω・´)b

日経新聞で「行革No.1」といわれる（2位は福岡）杉並区ではどんな改革が行われたのか、聞いてみようという試みです。

まずその1として「行財政改革」
?目標
・財政健全化：前期5年で再建、後期5年で健全化へ
・人件費率25％カット：10年で職員定数1000人の削減
・区役所活性化：「電子区役所」・顧客志向の区民サービス
?達成状況
・財政健全化：H.11の経常収支比率（行政の必要経費が収入に占める割合=家庭の光熱水費や家賃・基本的な食費が年収に占める割合のようなもの）が94.1％→H.15には83.0％に
・人件費カット：職員定数（実質）4765→4379
・区役所活性化：民間委託などの導入116事業
・行政評価・事務事業評価・外部評価を導入し1200の区の事業を900に整理統合

?と?を見比べてどうでしょうか？わずか4年で相当な改革を行っているのがわかりますよね。H.11に区長が変わってからこれだけの改革が行われています。

首長（=市長や知事）が変わるだけで、こんなにも大きな変化が起こるということを改めて実感しました。（了）

先週の木・金で愛媛県松山市に行政視察に行ってきました。
1日目は松山市の中心市街「大街道（おおかいどう）」「銀天街」の視察。
品川の「戸越銀座」よりやや大きいけど、仙台市のアーケード街よりは小規模か。なかには大規模店舗の高島屋・三越なんかも含む。
さて、この中心市街地の視察で感じたことは、
「柏の二番街はすでにあるからいいとして、中心市街にアーケードを設けるとなるとバス・タクシーなど道路交通の問題があり、参考にするのにはちょっと条件があわないのでは？」ということ。
アーケードを作って、車が入れない商店街は柏市には不向き。
ただ空き店舗を利用して、高齢者のために設けられた休憩所などは参考にできるかも。
商店街活性化はやはりハードの充実から、ソフト・いわゆるサービスをいかに向上させるか、研究費に補助を出し充実させていくやり方が良いと感じました。
2日目は「ぼっちゃんスタジアム」を視察。
柏市民から「野球場」がほしいとの要望が出ているため、野球場建設が可能か否かを探りにきましたが・・・。
野球場の建設費だけで118億円、年間維持費2億円では、とても柏市単独では建設は不可能。
今の経済情勢では建設はできないという結論になると思います。