下に引用したロイターニュースによると、新型インフルエンザの広がりは世界64カ国19000人にも広がっているそうです。

今のところ日本では死者が発生していないため、大混乱には陥っていませんが、それでも街でマスク姿の方を見かけますね。

全国ではすでに360人以上が感染を確認されており、兵庫県では安心宣言を出したようですが、まだまだ安全ではありません。

その兵庫県では、旅行者の減少や外出の抑制傾向によって経済的な打撃を受けているようで、中小企業への貸付金利の引下げを行うようです。
この状態はいわば「激甚災害」とも呼べるもので、国で、余分な景気対策を打つよりもこちらの被害救済と予防をしっかり予算付けをして、経済的な困窮から脱する政策を行うべきではないでしょうか。

千葉県では3人目の患者が確認されたましが、職場の休業、学校の閉鎖、集会の自粛といったことは要請してはおりません。そして行き来のある首都圏では残念ながら今後の広がりを抑えるには至っていません。
森田知事は先日、国の説明を東京事務所長に任せて地元の商工関係の団体の会合に出席していましたが、優先順位はどっちが大事かは、誰が見ても…新型インフル対策の国の説明であると思います。その場で、知事同士が対策についてよく確認していれば尚良かったのではないでしょうか。

千葉の3人目の方は看護師さんだったようで、濃厚接触者の方が病院関係者ということもあり、大変心配です。米国では慢性的な疾患を持っていらっしゃる方が、新型インフルで死亡した例もあり、千葉県のこの後の対応如何によっては、国全体を恐慌に陥れる可能性もあり慎重な対応が求められていると思います。

明日、県庁に行って県の対応や予算的措置などについて、情報を得てこようと思っています。

【引用】ロイター 新型インフル、状況は「フェーズ6」に近づきつつある=WHO幹部 配信2009年 06月 3日 12:17
http://jp.reuters.com/article/marketEyeNews/idJPnTK839259820090603
 [ジュネーブ 2日 ロイター] 世界保健機関(WHO)のケイジ・フクダ事務局長補代理は2日、新型インフルエンザが英国、スペイン、日本、チリ、オーストラリアで拡大を続けていることから、世界の状況はパンデミックを表す「フェーズ6」に近づきつつあると述べた。

 フクダ代理は電話会見で「多数の国が、海外渡航による感染から、国内感染への移行段階にあると思われる。移行段階にあるため、まだ『フェーズ6』に引き上げていないということだ」と述べた。

 現在WHOは、新型インフルエンザの状況を、パンデミック寸前の「フェーズ5」に設定している。

 WHOの最新統計では、新型インフルエンザの感染は64カ国に広がっており、WHOが確認した感染者は約1万9000人、このうち死者は117人となっている。


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