【引用】千葉県健康危機管理対策本部6/1発表資料
5月31日に届出のあった疑似症患者について、本日、再度、県衛生研究所で遺伝子検査を実施したところ、新型インフルエンザ(A/H1N1)が陽性となったことから、新型インフルエンザ患者と確定しました。概要は以下のとおりです。

1 発生患者 
・千葉県成田市在住 19歳、日本人、女性
・成田国際空港制限区域内の飲食店従業員
※成田国際空港制限区域内の飲食店:出国審査後等の旅客だけが立ち入り可能な区域内にある飲食店であり、見物客等の一般客は、立ち入ることができない。

2 経  緯 
患者は、30日に、本県に届出があった1例目の患者との濃厚接触者であるため、30日夕方から外出の自粛と保健所によるタミフルの予防投与及び健康観察中でした。
5月31日13時頃、38度の発熱があったことから、印旛保健所の指導により、成田市内の感染症指定医療機関を受診しました。    当該医療機関の医師から、疑似症患者の発生届が5月31日に提出されたことから、印旛保健所より同医療機関に入院勧告を行っていました。
昨日の遺伝子検査では、新型インフルエンザが陰性でしたが、本日、再度、患者から検体を採取し、県衛生研究所で遺伝子検査を実施したところ、新型インフルエンザ(A/H1N1)が陽性となり、新型インフルエンザ患者と確定したものです。

3 現在の患者の状況
千葉県成田市内の感染症指定医療機関に入院中で、熱は、36度台に下がり、快方に向かっている。

4 患者の周辺状況
・30日は、12時から15時まで、成田国際空港制限区域内の飲食店に勤務していました。
30日の濃厚接触者(従業員)は、6名であり、うち2名は、本県における1例目の患者との濃厚接触者であったことから、現在、外出の自粛中です。残りの4名については、外出の自粛を要請し、現在、健康状態を確認中です。
31日は、感染症指定医療機関を受診するまで、自宅で待機していました。
同居する家族3名については、現在、健康状態に異常はありませんが、濃厚接触者のため、外出の自粛を要請しました。

5 今後の対応
  ・患者は、本県における1例目の患者の濃厚接触者であり、学生・生徒等ではないことから、学校、保育所、高齢者通所施設などの休業等の措置については、今後の状況を見て対応することとします。
・公立施設の休業要請、イベント・行事等の自粛についても、現時点では要請する段階ではないと考えます。

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