千葉県の新型インフルエンザ情報③
2009年6月1日 千葉県議会・県政県内で2人目の患者。
前回1人目の空港関連施設に勤める女性の濃厚接触者のようです。
【引用】千葉県健康危機管理対策本部5/31発表資料
前回1人目の空港関連施設に勤める女性の濃厚接触者のようです。
【引用】千葉県健康危機管理対策本部5/31発表資料
5月31日22時40分、千葉県内において新型インフルエンザの疑似症患者の届出がありました。概要は以下のとおりです。なお、この事例は、1例目の患者の濃厚接触者です。
1 疑似症患者
(1)患者概要
・千葉県成田市在住 19歳、日本人、女性
・成田国際空港制限区域内の飲食店従業員
※成田国際空港制限区域内の飲食店:出国審査後等の旅客だけが立ち入り可能な区域内にある飲食店であり、見物客等の一般客は、立ち入ることができない。
(2) 経 緯
・患者は、30日に、本県に届出があった1例目の患者との濃厚接触者であるため、30日夕方から外出の自粛と保健所によるタミフルの予防投与及び健康監視中でした。
・5月31日 13時頃、38度の発熱があると、印旛保健所に連絡があったことから、成田市内の感染症指定医療機関への受診を勧奨しました。
患者に対し、当該医療機関において、簡易検査を行った結果、インフルエンザA型及びB型が、共に陰性でしたが、濃厚接触者であることから、県衛生研究所において遺伝子検査を実施しました。
この結果、ヒトH1型(ソ連型)陰性、ヒトH3型(香港型)陰性、新型インフルエンザH1陰性でしたが、当該感染症指定医療機関の医師の判断で疑似症患者の発生届出が22時40分になされたため、同医療機関に入院勧告を行い、6月1日に再度、患者から検体を採取し、県衛生研究所で遺伝子検査を実施することとします。
(3) 現在の患者の状況
千葉県成田市内の感染症指定医療機関に入院中で、熱は、36度台に下がり容態は安定している。
2 他の1名の検査結果
27日の接触者の内から1人、発熱等の症状が出たため、成田市内の感染症指定医療機関への受診を勧奨しました。
当該医療機関において、簡易検査を行った結果、インフルエンザA型及びB型が、共に陰性でしたが、接触者であることから、県衛生研究所において遺伝子検査を実施しました。
この結果、ヒトH1型(ソ連型)陰性、ヒトH3型(香港型)陰性、新型インフルエンザH1陰性であったことから、新型インフルエンザの感染は否定されました。
コメント