午前中にこの春から開校となった柏特別支援学校流山分教室の設立式典に参加してきました。

千葉県内で初めて、共生の試みとして流山高校内に設置された同教室には、19名の生徒が通っているとのことです。

式典では、式辞や来賓挨拶などの後に、同教室代表の3年生から挨拶、そして流山高校の生徒代表の挨拶もあり大きな拍手が沸きました。
また流山高校の施設を活用して農作業やパソコンでの作業を習いながら、将来的に自立していけるよう学んでいる生徒の様子などがスクリーンで紹介をされました。

式典終了後には教室や作業室などを視察させていただきました。

「流山高校の中でも一番良い教室をあててもらったのではないか」と説明された教室や職員室。教室には7月ごろ冷房も入る予定との話も伺いました。
「うちだけで(流山高校の生徒さんに)申し訳ない」との素直な感想を仰っていましたが、「それをきっかけに教室に生徒さんが集まって交流が増えていけばいいですね」と応じさせていただきました。

冷房設置については、教育施設視察のときにも書きましたが、保護者に経済格差があることで、千葉方式の保護者負担方式ともいえる教育格差を生んでいるともいえます。

この分教室設置によって、より教育環境について議論が深まることを期待したいと思います。

県民の税金によって設置された分教室ですので大切に使っていただき、そして新たな伝統で分教室がいい学校と呼ばれる日がくることを期待したいと思います。

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