私の住まいの近くにある柏の葉公園内で、工事がされていた球場が完成間近に成ってきたとの報道がありました。
 もうずいぶん前に計画ができ、約4年前から工事が行われてきましたが、「ゆめ半島ちば国体」に併せて完成するようです。
 当初は柏の葉公園にはこの他プールを併設するなどの計画がありましたが、こうした計画は財政の悪化とともに縮小され、これで柏の葉公園整備は完了となることになるそうです。
 地元の市民からは、テニス場に休憩場も無く、日射病熱射病などにかかる、ですとか、併設してある県民プラザの様々な施設(ex.健康増進機器)や備品(ex.印刷機)がなくなってもう少し配慮をしてもらいたい、とのお話もあります。
 県もできる範囲で対応しているようですが、この財政状況ですから、なかなか声に答えられていないようです。

 またどうせ作る球場なら、ナイター設備を完備してプロ野球のゲームを誘致できるようなものに、との要望もありますが、県は対応できないとの回答のようです。中途半端にするよりも、より収益が上がるような設備投資はしてもよいのではないか、とは思うのですが。


【引用】柏市民新聞 第1552号「柏の葉野球場完成まで1年 市内唯一の本格的規模」
 県立柏の葉公園野球場が今年度内に完成する見通しだ。今年度計上の予算分で予定のすべてが完了。現在はグラウンド整備の最中で今後バックスクリーン建設に入る。6月以降でメインスタンドのネットや外野スタンドフェンスに擁壁、スタジアム外周の舗装や排水工事などを実施していく。開設は7月頃を予定している。平成17年12月にはじまった建設から3年5か月。完成まで1年を切り、関係者からは喜びの声が挙がっている。
 現在、進行しているグラウンド整備は下層、中層、高層の三段浩三で上層整備の段階。5月29日終了を目指している。また、バックスクリーンの建設にも間もなく着工する予定。グラウンドとスクリーンが完成した6月以降で残りの整備に入っていく。
 県東葛飾地域整備センター柏整備事務所の公園街路課によると予算の変更、建設期間の大幅な遅れはない。「今年度内に完成させ、開設を7月の県高校野球大会、遅くとも9月の千葉国体に間に合わせたい」と同事務所。
 現在、高校野球をはじめ、東葛地域で野球大会を実施できる本格的な野球場(両翼98㍍中堅122㍍グラウンド面積13500平方㍍)は柏市内にない。「袖ヶ浦など遠方まで遠征するのは選手、費用ともに負担」とは近隣高校野球部の指導者。市立柏高野球部の福島紀和監督は「完成後は地区予選での利用が見込まれ嬉しいかぎり。使用できるなら練習でも使いたい」。完成すれば東葛地域の野球関係者にとっては待望の地元球場完成となる。
 総事業費は15億円。平成15年の柏市を中心とした周辺六市野球連盟の要望を機に同17年から建設開始された。なお、ナイター設備は建設に含まれていない。

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