不況でも市民の気持ちを明るくしてくれる
希望の花が今年は咲かすことができないかもしれない。



下記の記事によると柏市・我孫子市の手賀沼花火大会の開催が危ぶまれている。
不況の波が市内にも及んできた証拠。確かにこのご時世では寄附は集まりませんよね。

柏市もやむをえないとしているようですが、なんとも寂しい話です。

まさか、財政難を理由に柏市は裏から糸は引いていないとは思いますが…、市民が楽しみにしているものがひとつ消えてしまうかもしれない。

ここのところ、雷が落ちるほどの豪雨にあったり、電車がとまったり、とトラブル続きの柏まつりに、影響がなければよいのですが。

【引用】毎日新聞5/1朝刊 千葉西北版 「手賀沼花火大会:不況で今夏開催危機 柏商議所が中止打診」
http://mainichi.jp/area/chiba/archive/news/2009/05/01/20090501ddlk12040182000c.html
 
◇「協賛企業が影響受け」
 柏市と我孫子市の手賀沼のほとりで夏に打ち上げられる東葛飾地方最大の「手賀沼花火大会」の開催が危ぶまれている。柏商工会議所が「協賛企業が不況の影響を受けている」として中止を呼びかけているからだ。一方、我孫子市は「夏の唯一のイベント」と単独開催もちらつかせ、分裂の危機に。「100年に1度」の不況が、花火大会の火を消し、自治体間の対立の火種を生みかねない状況になっている。【橋本利昭】

 ◇我孫子市「単独開催も」
 花火大会は1986年、利根川治水100周年を記念し、柏、我孫子市、旧沼南町(現柏市)の2市1町でスタート。昨年は柏側3500万円、我孫子側1500万円の計5000万円を分担して開催した。1万4000発が打ち上げられ、41万人が繰り出した。

 23回目となる今夏も、両市と商工団体が実行委員会を組織。柏市は1350万円、我孫子市は597万5000円の予算を確保した。ところが、柏商工会議所が今年に入り、「1発100万円を出す企業もあり、今年は不況で大変だろうから開催を見合わせたい」と柏市に打診した。柏市も「やむを得ない」との意向で、沼南町商工会も同意する予定だ。

 しかし、我孫子市は「柏は花火大会の前週に柏まつりもあるが、我孫子の夏の催しは花火大会しかない。柏が抜けるなら単独でも実施したい」と開催を主張。実際には警備面で難点もあり、我孫子市商工会は態度を保留している。

 柏側からは、我孫子側の単独開催となった場合、「規模が縮小してみじめな花火大会になって、これまで作り上げた盛大なイメージが壊れるのでは」(商工関係者)と懸念する声も出ている。今年の夏も大輪が花開くのか、消えてなくなるのか。近く開かれる2市と商工団体のトップ会談で決定する。


コメント

Sky Blue
Sky Blue
2009年5月2日23:34

中止になったら、すごく残念です。
夏といえば、手賀沼花火大会と柏まつりなのが、子供のころからの夏を感じるイベントなので・・・。

けんちゃん
2009年5月3日21:20

>Sky Blueさん
コメントありがとうございます。

自分も柏で育ったので、夏の青春は柏まつりと、花火大会ですね。
高校生の頃は安価に、または無料でも楽しめるデートスポットでした。
仲間同士やカップルで行くのが定番でしたね。

今度市議の皆さんと意見交換会があるので、柏市の予算と、業者や市民の低額な募金とでなんとか開催できないか意見を聞いてみます。

今頭に浮かんでいるのは、例えば名前をパンフレットやチラシ(市の予算で作成する)に記載するなどして仮称ですが

今年還暦を迎える方から6000円の募金を得て、打ち上げる「還暦スターマイン」
同様に70歳、77歳、80歳、88歳で7000円・7700円・8000円・8800円のような
長寿のお祝いの打ち上げ花火とか。

または今年産まれたお子さんのいる家庭に、健やかな成長を願うための
「祝・誕生スターマイン」で一口1000円で募集するとか
「祝・入学」「祝・就職」「祝・結婚」「祝・快気祝い」みたいなものでもいいかもしれません。

こんな時代だからこそ、気分は明るくしていければな、と思います。
いろんな智恵・アイデアの活用で、広く浅く、企業にも負担を軽減して
できれば開催したいですね。

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索