千葉県議会健康福祉常任委員会は新型インフルエンザについて情報の共有と現在までの対応について説明するため、協議会を5月1日午前10時から行った。

協議会では最初に、戸谷健康福祉部長が新型インフルエンザについて概要を説明。その後担当部署からブタインフルエンザの概要やウィルスの状況、これまでの対応や医療機関などの対応について詳細な説明が行われた。

委員からは、「養豚農家への影響を懸念するが対応はどうか」「新型インフルエンザの正確な知識の周知が必要だがどう対応するのか」「フェーズがあがったときの県の今後の対応はどうか」などの質問が出された。

県としては、現在の状況では今の対応で十分だが、今後の推移によっては、更なる対応を準備している旨の説明があった。

ただ「患者収容をする病床数の準備状況はどうか」との問いには、新型インフルエンザ対策行動計画に示されている、一日最大発生数4780名との患者数に対して、現状では2285床が準備されている段階、と説明するなど一層の対策が必要になる可能性も指摘されている。

沈静化については「現状ではみえない」状況と説明もされており、今後の患者の発生状況によって、県で対応しきれない可能性もあるとの議員の指摘に不安も残した。

苦労の多いことは推察できるが、県当局の一層の努力に期待したい。
なお、詳細については、別途項目を設け記載したい。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索