千葉県県土整備部港湾課より
2008年11月27日 事務所から 千葉県港湾視察船「若潮」の廃船について
千葉県港湾視察船「若潮」は、千葉港、木更津港及びその周辺で展開されるプロジェクトを海上から紹介し、千葉港や千葉県などへの理解を深めるため、平成元年6月に運航を開始しました。運航開始から約20年が経過しており、県では、平成20年度末をもって廃船とすることとしました。
なお、廃船の理由及び今後の予定については、下記のとおりです。
記
1 廃船の理由
(1)延べ12万人を超える県民等が利用しているが、近年は利用者数が減少傾向にあり、平成19年度は約3千人とピーク時(平成9年度)の3割弱となるなど、所期の目的を達成し、役割を終えたと考えられること。
(2)運航開始から約20年が経過し、船体、設備等の老朽化が進んでおり、今後、整備費や修理費の増加が予想されること。本年5月には、エンジン冷却装置が破損し、12月上旬まで運航休止を余儀なくされている。
(3)運航管理経費が年間6~7千万円程度とコストがかさみ、平成19年度は運航1回当たりの経費に換算すると110万円を超えるなど、効率性も低いこと。
2 今後の予定
(1)年度内に、他県港湾管理者等による買取りの意向について調査を行い、希望がない場合には、平成21年度に入札等により売却する。最終的に、購入希望者がいないときは解体処理とする。
(2)12月中旬から運航を再開する。(年末年始及び土・日を除く。)
「若潮」の概要
総トン数/全長/全幅 198トン/33.21メートル/9メートル
定員 100名(乗組員5名を含む。)
平成19年度利用状況 運航48日・55回/57団体/3087人
千葉県港湾視察船「若潮」は、千葉港、木更津港及びその周辺で展開されるプロジェクトを海上から紹介し、千葉港や千葉県などへの理解を深めるため、平成元年6月に運航を開始しました。運航開始から約20年が経過しており、県では、平成20年度末をもって廃船とすることとしました。
なお、廃船の理由及び今後の予定については、下記のとおりです。
記
1 廃船の理由
(1)延べ12万人を超える県民等が利用しているが、近年は利用者数が減少傾向にあり、平成19年度は約3千人とピーク時(平成9年度)の3割弱となるなど、所期の目的を達成し、役割を終えたと考えられること。
(2)運航開始から約20年が経過し、船体、設備等の老朽化が進んでおり、今後、整備費や修理費の増加が予想されること。本年5月には、エンジン冷却装置が破損し、12月上旬まで運航休止を余儀なくされている。
(3)運航管理経費が年間6~7千万円程度とコストがかさみ、平成19年度は運航1回当たりの経費に換算すると110万円を超えるなど、効率性も低いこと。
2 今後の予定
(1)年度内に、他県港湾管理者等による買取りの意向について調査を行い、希望がない場合には、平成21年度に入札等により売却する。最終的に、購入希望者がいないときは解体処理とする。
(2)12月中旬から運航を再開する。(年末年始及び土・日を除く。)
「若潮」の概要
総トン数/全長/全幅 198トン/33.21メートル/9メートル
定員 100名(乗組員5名を含む。)
平成19年度利用状況 運航48日・55回/57団体/3087人
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