街頭演説

2008年11月10日 日常
事務所は休みだったものの、午前中にはアポイントを調査のためにとっていて、午後から面会者があり出勤。

その後、夕方には新柏駅で街頭活動を行いました。

訴えた内容は下記のような主旨です。



テーマは政府の定額給付金について。

以前、定額減税について国民生活が多少でもよくなるなら、とまぁ反対はしないと書きましたが、この間の迷走は大変幻滅しました。

そもそも麻生総理の経済対策の発表では高額所得者への制限というものについてはいっさい触れておらず、全体への給付としていました。

その後与謝野大臣のTV発言から、高額所得者への制限が検討されるようになり、さらには、自治体から手続きの煩雑さの指摘が重なって、実施するには相当の準備期間が必要などの意見が噴出します。

その後は、高額所得者に配っても経済効果が低い、ですとか、高額所得者は辞退すればいいなどの意見が相次ぎ自民党はばらばらの意見に。

自民党・公明党内でしっかり議論していない、麻生総理の思いつきで発表したとするならば、何も政府で決まっていないことを証明することになり、これほど信用のない経済対策もありません。

いろいろ「下々」の生活を視察してくださっているようですが、カップラーメン400円やほっけの煮付けを食べたなどの発言が示すとおり、経済に強い麻生というのは結局メッキだったと言われても過言ではありません。

いま必要なのは、医療や介護や年金への不安、障害者や高齢者といった弱い立場の方々の生活苦といった社会のひずみを、将来も安心して暮らせるという安心感をもたらす制度や施策をつくることで、理念も効果の見通しもない行き当たりばったりの政策ではないはずです。

そのことを考えると、今の定額給付金問題は、まさに国民の求めている政策ではない、と感じるのです。

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