感想:いいことだけど、対応が遅すぎる。

介護保険制度は毎年のようにころころ制度が変わり、正直言って制度への信頼性がもはや失われつつあるという感じがしている。

制度施行から見直しのたびに方針が変更され、事業者泣かせ、従業員いじめでもはや介護事業から撤退する事業者や労働者はどんどんと増えている。年間4人1人は離職する職業なんかは他に無いのではないでしょうか。

6月議会でも取上げましたが、介護事業者の撤退・廃業は制度始まって以来の数に膨らんでいます。(次回の県議会でもこの状況について取上げようと考えています。)

民主党に任せると不安だ、とよく言われますが、今の政府与党に任せておけば「制度を導入(変更)してみたけど、やっぱりだめだったので元に戻します」ということが多すぎるのではないでしょうか。

この介護報酬の引下げ→引上げもそうですし、恒久減税の2度に分けての廃止→定額減税分の給付金支給もそうです。そして後期高齢者制度もそう。

これで民主党に任せるのは不安すぎる、と与党の方から言われても…。

今回の景気対策を見ていると、結構民主党の主張していた制度や提案が受け入れられていますが、「財源はどうするんだ」といっておいて自分たちの提案として「できる」とするのが不思議な気がします。そしてどれも各政策中途半端な気がしませんか。

政権を担っている政府与党は「民主党に勝たねばならない」という前に、自前の「国をよくするための制度や意見」を考えてほしい。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索