「19年度千葉県のバランスシート等財務諸表」を下記のとおり公表しました。
詳細につきましては、千葉県庁ホームページ内の「総務部財政課 財政状況の概要」に掲載いたしますので、御参考にしてください。
(http://www.pref.chiba.jp/syozoku/a_zaisei/kessan/index.html)
平成19年度千葉県のバランスシート等財務諸表について(概要)
平成20年10月24日
千葉県総務部財政課
公会計における資産・負債などのストック情報を明らかにし、財政の透明性の向上を図るため、全国比較が可能な普通会計バランスシート、普通会計行政コスト計画書等を作成しました。
また、千葉県独自の取組みとして、毎年度施設別のバランスシート・行政コスト計算書を作成していますが、平成19年度は15年度に一度作成した国際総合水泳場について再度作成し、指定管理者導入前との比較を行いました。
《財務諸表の主なポイント》 ※⑱は平成18年度、⑮は平成15年度の数値
1 普通会計バランスシート
○資産総額は4兆3589億円(⑱4兆4076億円)、負債総額は3兆88億円(⑱2兆9690億円)で、正味資産合計は1兆3501億円(⑱1兆4386億円)です。
○投資的経費を抑制する一方で、有形固定資産の減価償却が進んでいるため、資産は減少しています。
○地方交付税から振り替えられた臨時財政対策債などの増加により、負債は増加傾向にあります。
○県民一人当たりのバランスシートを見ると、資産は71万6千円、負債は49万4千円となっています。本県は、資産、負債ともに全国で最も低い水準にあります。(18年度全国平均:資産176万1千円、負債86万3千円)
2 普通会計行政コスト計算書
○行政コストは1兆2633億円(⑱1兆3680億円)で、ここ5年では、退職給与引金繰入の推計方法を変更した平成18年度を除き、1兆2千億円台で推移しています。
○「人にかかるコスト」が6059億円(⑱7070億円)と大きな割合(48.0%)を占めています。平成18年度ベースの全国平均が39.0%であることから、「人にかかるコスト」の割合が大きいことは本県の特徴となっています。
○県民一人当たりの行政コストは20万7千円です。本県は、全国平均に比べ低い水準にあります。(18年度全国平均:34万9千円)
3 公営企業等を含めたバランスシート
○普通会計バランスシートに病院局、水道局や企業庁といった公営企業等を加えたバランスシートでは、資産総額は6兆4996億円(⑱6兆7973億円)、負債総額は3兆7428億円(⑱4兆1358億円)となっています。
4 連結バランスシート
○公営企業等を含めたバランスシートに、県と連携して行政サービスを実施している一部事務組合・地方三公社及び第三セクターを加えた連結バランスシートでは、資産総額は6兆7705億円(⑱7兆791億円)、負債総額は3兆8954億円(⑱4兆2998億円)となっています。
5 施設別バランスシート、行政コスト計算書
平成19年度は、18年度から導入した指定管理者制度の財政効果を検証するため、平成15年度決算において財務諸表を作成した国際総合水泳場について再度作成し、比較しました。
○県分の行政コストは、7億25百万円で、平成15年度(10億63百万円)と比較すると人件費が不要になったことなどにより、3億38百万円減少しています。
○県及び指定管理者のコストを合算した「連結行政コスト計算書」における行政コストは、9億44百万円で、平成15年度(⑮10億63百万円)と比較すると、1億19百万円減少しています。
○県の負担額でみると、利用料収入は指定管理者の収入となることから、県の利用料収入(⑮1億32百万円)はありませんが、それ以上に行政コストが減少したことから、差引で、2億6百万円負担額が減少しました。
詳細につきましては、千葉県庁ホームページ内の「総務部財政課 財政状況の概要」に掲載いたしますので、御参考にしてください。
(http://www.pref.chiba.jp/syozoku/a_zaisei/kessan/index.html)
平成19年度千葉県のバランスシート等財務諸表について(概要)
平成20年10月24日
千葉県総務部財政課
公会計における資産・負債などのストック情報を明らかにし、財政の透明性の向上を図るため、全国比較が可能な普通会計バランスシート、普通会計行政コスト計画書等を作成しました。
また、千葉県独自の取組みとして、毎年度施設別のバランスシート・行政コスト計算書を作成していますが、平成19年度は15年度に一度作成した国際総合水泳場について再度作成し、指定管理者導入前との比較を行いました。
《財務諸表の主なポイント》 ※⑱は平成18年度、⑮は平成15年度の数値
1 普通会計バランスシート
○資産総額は4兆3589億円(⑱4兆4076億円)、負債総額は3兆88億円(⑱2兆9690億円)で、正味資産合計は1兆3501億円(⑱1兆4386億円)です。
○投資的経費を抑制する一方で、有形固定資産の減価償却が進んでいるため、資産は減少しています。
○地方交付税から振り替えられた臨時財政対策債などの増加により、負債は増加傾向にあります。
○県民一人当たりのバランスシートを見ると、資産は71万6千円、負債は49万4千円となっています。本県は、資産、負債ともに全国で最も低い水準にあります。(18年度全国平均:資産176万1千円、負債86万3千円)
2 普通会計行政コスト計算書
○行政コストは1兆2633億円(⑱1兆3680億円)で、ここ5年では、退職給与引金繰入の推計方法を変更した平成18年度を除き、1兆2千億円台で推移しています。
○「人にかかるコスト」が6059億円(⑱7070億円)と大きな割合(48.0%)を占めています。平成18年度ベースの全国平均が39.0%であることから、「人にかかるコスト」の割合が大きいことは本県の特徴となっています。
○県民一人当たりの行政コストは20万7千円です。本県は、全国平均に比べ低い水準にあります。(18年度全国平均:34万9千円)
3 公営企業等を含めたバランスシート
○普通会計バランスシートに病院局、水道局や企業庁といった公営企業等を加えたバランスシートでは、資産総額は6兆4996億円(⑱6兆7973億円)、負債総額は3兆7428億円(⑱4兆1358億円)となっています。
4 連結バランスシート
○公営企業等を含めたバランスシートに、県と連携して行政サービスを実施している一部事務組合・地方三公社及び第三セクターを加えた連結バランスシートでは、資産総額は6兆7705億円(⑱7兆791億円)、負債総額は3兆8954億円(⑱4兆2998億円)となっています。
5 施設別バランスシート、行政コスト計算書
平成19年度は、18年度から導入した指定管理者制度の財政効果を検証するため、平成15年度決算において財務諸表を作成した国際総合水泳場について再度作成し、比較しました。
○県分の行政コストは、7億25百万円で、平成15年度(10億63百万円)と比較すると人件費が不要になったことなどにより、3億38百万円減少しています。
○県及び指定管理者のコストを合算した「連結行政コスト計算書」における行政コストは、9億44百万円で、平成15年度(⑮10億63百万円)と比較すると、1億19百万円減少しています。
○県の負担額でみると、利用料収入は指定管理者の収入となることから、県の利用料収入(⑮1億32百万円)はありませんが、それ以上に行政コストが減少したことから、差引で、2億6百万円負担額が減少しました。
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