民主党党員サポーターに対してお詫びの葉書をいただきました。
ここに転載いたします。

「民主党の党員、サポーターの皆様

 このたび、福田首相との党首会談をめぐり、皆様に多大のご心配、ご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。

 七月の参議院選挙は、皆様のお力で大勝することが出できました。しかし、「関ヶ原」の衆議院選挙は、その余勢だけで勝てるほど甘くはありません。これまでの楽観的な空気を一掃して、自民党を上回る活動をすることが、勝利の最低条件だと思います。
 その危機感に加え、現在の「衆参ねじれ国会」では、私たちが国民に約束した「国民の生活が第一」の政策を、当分、実行できないことに悩み続けてきました。自民党との政策協議でそれらを来年度予算で実現できれば、日常活動を補い、総選挙必勝の足場になるのではないか、とも考えました。
 その矢先に、首相から党首会談で政策協議と連立政権を要請されましたが、党役員会では政策協議にも応じないとの意見が大勢でした。私は直ちに、首相に「いずれも応じられない」と回答しました。
 しかし、その直後から、様々な憶測や誤解によって混乱が生じたため、「党に迷惑をかけた以上、けじめをつけなければ」と、辞意を表明しました。その私の思いが、かえって混乱を大きくしたことを反省しております。
 それに対し、皆様から数々のお叱りと、「こんなことで辞めてどうするのか」とのお励ましをいただき、また、執行部の方々、同僚議員の皆さんが、一丸となって事態を収拾して下さいました。
 皆様から身に余るご好意をいただき、申し上げるべき言葉もありません。私は、最後の気力と体力を振り絞って代表を続け、皆様とともに総選挙を必死で戦い抜く決意を改めて致しました。

 正真正銘、身命を賭して、総選挙に必ず勝利して民主党政権を実現する。そのために、ただただ死にもの狂いで戦い続けることで、皆様の叱声と激励にお応え致します。
 どうか皆様、曲げてご理解とご支援を宜しくお願い申し上げます。

 民主党代表 小沢一郎」

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