千葉県私学振興大会

2007年10月6日千葉県議会・県政

幕張メッセで行われた私学振興大会に参加してきました。

来賓の挨拶に先立ち、大会実行委員長である藤田私立中学校協会の藤田会長から、堂本知事の昨年の「最善を尽くす」との約束に対して、予算編成では私学助成金が全国平均並みに期待していたのに期待はずれだったことが表明されました。

これを受けて、知事はいろをなして反論。やりたいと思っても財政状況が厳しくてできなかったと、結局教育の重要性は認めながらも「比較はやってはいけないし、やるべきではない。みんなで精一杯がんばりましょう」と呼びかけるのみで具体的な要望に対するものは何も出せませんでした。

この後の県議会議長のあいさつでは、これまた驚くことに
「公立高校を積極的に存在していく意義はなくなった」と表明。
いくらなんでも、そんな議論は県議会でもしていないのに…
県議会代表が挨拶する内容としてはかなりの批判が出てくるのではないでしょうか。

千葉県の私立高校に対する助成は確かに事実上全国最下位の29万
3560円。単純平均の32万2721円に程遠い状況に知事は何とかしたいけどできない、といっていますが、知事は知事で「やる」といいたらやることができるはずです。

やらなかったらやっぱり公約違反になるんじゃないでしょうか。