まず、総理という激職を時局多端な折に約1年間務められてきてお疲れだと思います。私の立場からは「お疲れ様」という言葉が適当ではないかもしれませんが、そう、声を掛けて上げたい心境です。

辞任の理由については
1.直接のきっかけは党首会談を拒否されたこと
2.海上給油等国際貢献を継続するためには、新総理で対応し国際社会の信頼をつなぎとめることを選択したとのこと
3.官房長官指摘の「健康上の問題」
4.NHKなどの報道によれば一部マスコミの指摘で自身の資金管理団体または政治団体、あるいは資産公開情報に誤りがあり、明らかにされれば政権運営と自民党へのダメージが大きすぎると判断したため

などの諸説が流れています。

無責任な今の放擲の状況を見ると、なんら証拠はないものの4.の可能性が一番疑われるのではないかな、と勘繰ってしまいます。

1.については山岡国対委員長に今朝申し入れらしきものがあったものの、「ただの挨拶」という文言を言っているようでその真偽ははっきりしませんし、
2.については不退転の決意を示し、わざわざ所信表明をした後のいいわけとしては不適当。
3.についてはこちらが本当の理由かも、と思わせるがためにわざわざ官房長官に言わせたもの、と解釈できるからなのですが。

真意はわかりませんが、いずれにしても
安倍総理の辞任によって、臨時国会開会中に空白時間が生まれるわけで、民主党への政権担当能力への疑問を呈する方には、まさにこの時期に空白時間をとる自民党に対してどのような弁解をされるのか、聞いてみたい心境であるのが本音です。

また経済界にとっては寝耳に水。
影響を受けられた投資家、経営者などに置かれては全くもって迷惑な話であろうかと思い、政治が経済に与える影響を考えない一国の代表を持ってしまった悲しさを考え込んでしまいます。

今後の総裁選挙、自民党の対応、任命後2週間の大臣の処遇など、気になり、総裁が19日決定とも伝えられているので今後政局がどう動いていくのか注目したいと思います。

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