千葉県議会…行ってみての第一印象は、

「初登庁は、美しいものへの憧れや輝きや眩しさよりも、時が止まっている県政の現実を突きつけられ、正直どこから手をつけるか、という感じでした。」

とせきやんさんに返信したのが正直な気持ち…。

これまで、週一回は県議会に行って民主党議員総会などに参加するたびに、議会改革をどうするかについてを話し合ってきました。

そして、昨日マスコミに発表された「県議会の在り方検討委員会」設置が決められました。

もちろん各派の代表者会議や議会運営委員会などの審議・討議の結果、議会全体で決まってきたことで、一議員、一会派の力だけでできたものではありません。

しかし、下記に記す議会改革については、多くの県民の皆さんが思ってきた「議会を変えなきゃ」との思い、そしてその思いを上手に価値をつけ、位置づけしてきたマスコミの力があったことは事実です。

その結果、4月の統一地方選で最大会派の自民党が議席を大幅に減少させ、その受け皿が民主党になり議席増につながりました。

そのことが県議会全体に圧力として改革につながってきています。

多くの県民の皆さんが政治なんて一票を投じたところで変わらない、との声がよく話をされます。
でも、今回の選挙の結果が、県議会を動かし「少しだけ、変えてみよう」と針が動きました。

この動き、ムダにはしたくありません。これからも少しずつ変わっていく県政を報告し続けますのでこれからもよろしくお願いします。

【転記】
「千葉県議会あり方検討委員会の設置について」

国から地方への分権改革が進展し、地方の裁量権が拡大する中で、地方議会は住民の代表機関として政策立案機能の強化や監視機能の強化などが求められていることから、議長の諮問に基づき議会の抱える諸課題を幅広く検討し、県民の負託にこたえるため「千葉県議会あり方検討委員会」の設置が、本日開催の各会派代表者会議で決定した。

1.委員会の構成
 各会派が推薦する委員14名で構成する。
 各会派の委員数は自民党8名、民主党3名、公明党1名、共産党1名、その他の会派から1名

2.委員の決定
 各会派から推薦する委員については、6月15日までに報告する。

3.諮問事項
 (1)費用弁償について
 (2)政務調査費について
 (3)議会のあり方について
 ※費用弁償については6月議会中に一定の結論を得る方向で検討するよう諮問する予定。

4.検討委員会の取扱い
 委員会で検討した結果については、委員長から議長に報告する。
 なお、議会運営に懸かる事項については、議長から議会運営委員会に送付する。

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