午前中の千葉での勉強会のあと、国会に移動し参院厚生労働委員会の津田弥太郎議員の質問を傍聴してきました。

下の記事の場面にはいる事ができませんでしたが、柳沢大臣、厚生労働省とやりあう津田弥太郎議員の姿を拝見してきました。

津田議員からは
・有期契約と無期契約の賃金格差の実態がきちんと調べられていないこと
・有期の雇用形態が7割を占めている現状
・有期の契約が2ヶ月、3ヶ月、最長でも6ヶ月くらいの期間でしか結んでもらえない現状、有期契約の方が本当に望んでその契約を結んでいるかということを考えると、厚生労働省によって昭和57年から雇用期間の有無を記載する欄がつくられたことによって、有期契約が助長されたのではないかとの指摘
・フルタイムパートでもパート労働法の利点を訴えて時間短縮を訴える事ができるか、よくPRを考えたほうがよい
などの質問や意見がありました。

全ての時間を傍聴したわけではないので、一部だけで申し訳ないのですが。
しかし短時間でも傍聴でき参考になりました、あまり議論にならないパート労働法。
でも「賃金や労労働条件などは主張できない」「パートはいきなりクビきりされても文句は言えない」ではなく パート労働者の権利を守っていくための、この法律の大切さが伝わってきました。

パート労働法も最低賃金法も、まじめに働く人がどれだけ報われていくか、の最低基準を決めるもの。今後も注目していきたいと思います。

規制改革会議の意見書批判=最低賃金上げめぐり−厚労相

 政府の規制改革会議が最低賃金の引き上げに慎重な意見書を公表したことについて、柳沢伯夫厚生労働相は22日の参院厚生労働委員会で、「最低賃金法改正案を提出し、内閣でも中長期的に引き上げの方向で条件をいかに整えるかを議論しているときに、適切さをまったく欠いている」と厳しく批判した。出席した野党議員らからの質問に対する答弁で出た。

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