県議選後はじめての千葉県議会臨時議会が開かれました。
議会の議長・副議長を選出したほか、常任委員会や審議会の所属、各議員の議席を決定し、5議案と議員提出の発議案の審議を行うか否かの審議が行われました。
議案審議は5議案のうち知事提出の3議案については全会一致、追加議案の監査委員の選任については賛成多数で可決されました。
また発議案4案については趣旨説明や討論などもさせずに、議員の発議を数の力で葬り去り、議会として機能を果たしているのか非常に疑問を感じました。
以下詳細です。(敬称略)
1.臨時議長による開会
選挙後初の議会は、自治法107条の「年長の議員」が臨時議長に就任する規定により、伊藤丈臨時議長が就任し開会。
2.堂本知事の挨拶
県民の心豊な暮らし、底力を発揮する経済、文化の気高さなどあらゆる総和の上に成立つ21世紀型の力みなぎる千葉県づくりを目指し、中央に依存することなく自治を確立して、議会とともに県民が愛する事ができる千葉県、誇り高い千葉県を築いていきたい、とのこと。
環境問題をテーマとして掲げる2008年の北海道G8に先立ち、サミット8カ国+中国やインドなどCO2排出量の約8割を占める20カ国による「G20グレンイーグルス閣僚級対話」を千葉県で開催する。
3ヶ月にわたる千葉ディスティネーションキャンペーンによって観光施設での入込客数が17.4%増となった。今後「観光立県ちば」の実現を目指す条例制定も視野に入れていく。
その他「第四次千葉県国土利用計画」「農業・農村づくり計画(仮称)」を策定する。
課題として、成田羽田の空港関連における成田の有効活用、三番瀬漁業補償の問題、高齢者施設の虐待問題の解決に向け取組んでいく。(要約)
3.議席の指定
けんちゃんは最前列、議長に向かって右から4番目の議席番号4となりました。
4.会期
5月16日の一日のみ
5.会議録署名議員指名
6.議長選挙
呼名に応じて投票。田久保議長就任
【結果詳細】投票総数94、有効93、無効1、田久保(自民)57、河野俊紀(民主)22、吉野(公明)7、小松(共産)4、大野(ネット)3
7.副議長選挙
呼名に応じて投票。成尾副議長就任
【結果詳細】投票総数94、有効93、無効1、成尾(自民)57、黒田雄(民主)22、赤間(公明)7、丸山(共産)、川本(ネット)2、吉川(無所)1
8.報告
会派の結成
自民・56人(浜田)、民主・21人(河野俊紀)、公明・7人(吉野)、共産・4人(小松)、市民ネット・2人(大野)、社民・1人(小宮)、無所属市民の会(吉川)・1人、無所属3人
9.常任委員会
けんちゃんは、健康福祉常任委員会に所属
他の民主党議員は
【総合企画水道】河野俊紀、花崎広毅、磯部裕和
【総務】田中信行、小泉文人、布施健太郎
【健康福祉】堀江はつ
【環境生活警察】杉田守康、遠藤英喜、矢崎堅太郎
【商工労働企業】天野行雄、篠崎史範
【農林水産】田中明、岩井覚、横堀喜一郎
【県土整備】黒田雄、高木衛
【文教】湯浅和子、竹内圭司、石井宏子
10.議会運営委員選任
民主党からは4名、杉田守康、湯浅和子、花崎広毅、布施健太郎の各議員
11.議案上程
--第1号議案--
特別職の職員等の給与、旅費及び費用弁償に関する条例等改正案
【内容】自治法の改正に伴い「出納長」の文字を削除する
--第2号議案--
千葉県水道事業の設置等に関する条例改正案
【内容】千葉市若葉区の地名を追加する
--第3号議案--
専決処分の承認
【内容】母子福祉資金の未償還金などの支払いを求める訴訟の提起
12.休憩
休憩中に各常任委員会を開催。
【健康福祉常任委員会】
(1)委員長互選 谷田部委員長就任
(2)副委員長互選 皆川副委員長就任
(3)人事紹介
(4)付託議案審議
第3号議案の審議
Q.いつ頃の案件か
A.昭和58年から3年間の母子福祉資金の貸付
Q.貸付金の償還の状況はどうなっているか
A.滞納者が増加傾向、収入未済は3億2千万程、前年比3千万増
Q.特に母子家庭の経済的困窮の状態は最近厳しくなっている状況がわかるが、今後未納状態のものは全て訴えていくのか
A.支払能力がある、資力がある方については提訴をしていく。
意見:支払える状況の者を放置しておくことができないのはわかるが、経済的困窮をしている方から強制的にやるべきではない。
意見:福祉貸付の回収については、相手の金銭面だけではなく家庭の総合的な状況をみて行って欲しい。
採決 全会一致で可決
13.再開
14.報告
各常任委員会・議会運営委員会の委員長・副委員長の選出結果
15.議案追加
--第4号議案--
監査委員の選任
【内容】川名委員の選任
--第5号議案--
監査委員の選任
【内容】田中信行委員の選任
16.議案審議
各議案について委員会審議を行った結果を委員長報告の上、採決
【採決】--第1号議案-- 全会一致
--第2号議案-- 全会一致
--第3号議案-- 全会一致
--第4号議案-- 賛成多数
--第5号議案-- 賛成多数
民主党は今回の議案については問題がないと判断し、全て賛成。
17.議案上程
発議案について、審議するかどうかを審議
--発議案1号-- 国民投票法制定に抗議する決議 共産党提出
--発議案2号-- 立憲主義に反した今回の国民投票法制定に抗議する意見書
--発議案3号-- 教育3法「改正」案の慎重審議を求める意見書
--発議案4号-- 放送法等の一部を改正する法律案の慎重審議を求める意見書
いずれの発議案についても、審議をされるよう議事進行への意見が表明されたが、議長判断で返答することもなく、採決に踏み切る。
結果は全て賛成少数の否決。民主党としては1号発議に対しては2号発議で対案を出したので反対。2・3・4号発議については賛成。
18.千葉県競馬組合議会議員選挙
3名指名
19.君津広域水道企業団議会議院選挙
1名指名
20.各審議会委員選出
けんちゃんは、卸売市場審議会の委員に。
その他民主党議員では
【生活環境適正化】石井宏子
【水道事業運営】竹内圭司
【がん対策】小泉文人
【農政】磯部裕和
【地方港湾】天野行雄
【土石採取対策】杉田守康
【都市計画】黒田雄、堀江はつ
【国土利用計画】岩井覚
【環境】湯浅和子
21.議会運営委員会の閉会中審査
以上で閉会。
その他民主党関連
【会派の名称】民主党県議会議員会
【所属】21人
【役職】会長:河野俊紀(千葉市美浜区選出・4期)
副会長:黒田雄(千葉市花見川区選出・4期)
杉田守康(市原市選出・3期)
☆政調会長兼広報:田中信行(千葉市若葉区選出・3期)
政調会長代行:小泉文人(市川市選出・2期)
政調委員:高木衛(市原市選出)、岩井覚(八千代市選出)、横堀喜一郎(茂原市選出)
☆総務会長:湯浅和子(松戸市選出・3期)
総務会長代行:花崎広毅(我孫子市選出・2期)
視察担当委員:天野行雄(千葉市稲毛区選出)、遠藤英喜(松戸市選出)、石井宏子(君津市選出)
研修担当委員:篠崎史範(鎌ヶ谷市選出)、矢崎堅太郎(浦安市選出)、布施健太郎(習志野市選出)
☆財務局長:堀江はつ(船橋市選出・3期)
財務局長代行:竹内圭司(千葉市緑区選出・2期)
財務担当委員:磯部裕和(野田市選出)、けんちゃん
議会の議長・副議長を選出したほか、常任委員会や審議会の所属、各議員の議席を決定し、5議案と議員提出の発議案の審議を行うか否かの審議が行われました。
議案審議は5議案のうち知事提出の3議案については全会一致、追加議案の監査委員の選任については賛成多数で可決されました。
また発議案4案については趣旨説明や討論などもさせずに、議員の発議を数の力で葬り去り、議会として機能を果たしているのか非常に疑問を感じました。
以下詳細です。(敬称略)
1.臨時議長による開会
選挙後初の議会は、自治法107条の「年長の議員」が臨時議長に就任する規定により、伊藤丈臨時議長が就任し開会。
2.堂本知事の挨拶
県民の心豊な暮らし、底力を発揮する経済、文化の気高さなどあらゆる総和の上に成立つ21世紀型の力みなぎる千葉県づくりを目指し、中央に依存することなく自治を確立して、議会とともに県民が愛する事ができる千葉県、誇り高い千葉県を築いていきたい、とのこと。
環境問題をテーマとして掲げる2008年の北海道G8に先立ち、サミット8カ国+中国やインドなどCO2排出量の約8割を占める20カ国による「G20グレンイーグルス閣僚級対話」を千葉県で開催する。
3ヶ月にわたる千葉ディスティネーションキャンペーンによって観光施設での入込客数が17.4%増となった。今後「観光立県ちば」の実現を目指す条例制定も視野に入れていく。
その他「第四次千葉県国土利用計画」「農業・農村づくり計画(仮称)」を策定する。
課題として、成田羽田の空港関連における成田の有効活用、三番瀬漁業補償の問題、高齢者施設の虐待問題の解決に向け取組んでいく。(要約)
3.議席の指定
けんちゃんは最前列、議長に向かって右から4番目の議席番号4となりました。
4.会期
5月16日の一日のみ
5.会議録署名議員指名
6.議長選挙
呼名に応じて投票。田久保議長就任
【結果詳細】投票総数94、有効93、無効1、田久保(自民)57、河野俊紀(民主)22、吉野(公明)7、小松(共産)4、大野(ネット)3
7.副議長選挙
呼名に応じて投票。成尾副議長就任
【結果詳細】投票総数94、有効93、無効1、成尾(自民)57、黒田雄(民主)22、赤間(公明)7、丸山(共産)、川本(ネット)2、吉川(無所)1
8.報告
会派の結成
自民・56人(浜田)、民主・21人(河野俊紀)、公明・7人(吉野)、共産・4人(小松)、市民ネット・2人(大野)、社民・1人(小宮)、無所属市民の会(吉川)・1人、無所属3人
9.常任委員会
けんちゃんは、健康福祉常任委員会に所属
他の民主党議員は
【総合企画水道】河野俊紀、花崎広毅、磯部裕和
【総務】田中信行、小泉文人、布施健太郎
【健康福祉】堀江はつ
【環境生活警察】杉田守康、遠藤英喜、矢崎堅太郎
【商工労働企業】天野行雄、篠崎史範
【農林水産】田中明、岩井覚、横堀喜一郎
【県土整備】黒田雄、高木衛
【文教】湯浅和子、竹内圭司、石井宏子
10.議会運営委員選任
民主党からは4名、杉田守康、湯浅和子、花崎広毅、布施健太郎の各議員
11.議案上程
--第1号議案--
特別職の職員等の給与、旅費及び費用弁償に関する条例等改正案
【内容】自治法の改正に伴い「出納長」の文字を削除する
--第2号議案--
千葉県水道事業の設置等に関する条例改正案
【内容】千葉市若葉区の地名を追加する
--第3号議案--
専決処分の承認
【内容】母子福祉資金の未償還金などの支払いを求める訴訟の提起
12.休憩
休憩中に各常任委員会を開催。
【健康福祉常任委員会】
(1)委員長互選 谷田部委員長就任
(2)副委員長互選 皆川副委員長就任
(3)人事紹介
(4)付託議案審議
第3号議案の審議
Q.いつ頃の案件か
A.昭和58年から3年間の母子福祉資金の貸付
Q.貸付金の償還の状況はどうなっているか
A.滞納者が増加傾向、収入未済は3億2千万程、前年比3千万増
Q.特に母子家庭の経済的困窮の状態は最近厳しくなっている状況がわかるが、今後未納状態のものは全て訴えていくのか
A.支払能力がある、資力がある方については提訴をしていく。
意見:支払える状況の者を放置しておくことができないのはわかるが、経済的困窮をしている方から強制的にやるべきではない。
意見:福祉貸付の回収については、相手の金銭面だけではなく家庭の総合的な状況をみて行って欲しい。
採決 全会一致で可決
13.再開
14.報告
各常任委員会・議会運営委員会の委員長・副委員長の選出結果
15.議案追加
--第4号議案--
監査委員の選任
【内容】川名委員の選任
--第5号議案--
監査委員の選任
【内容】田中信行委員の選任
16.議案審議
各議案について委員会審議を行った結果を委員長報告の上、採決
【採決】--第1号議案-- 全会一致
--第2号議案-- 全会一致
--第3号議案-- 全会一致
--第4号議案-- 賛成多数
--第5号議案-- 賛成多数
民主党は今回の議案については問題がないと判断し、全て賛成。
17.議案上程
発議案について、審議するかどうかを審議
--発議案1号-- 国民投票法制定に抗議する決議 共産党提出
--発議案2号-- 立憲主義に反した今回の国民投票法制定に抗議する意見書
--発議案3号-- 教育3法「改正」案の慎重審議を求める意見書
--発議案4号-- 放送法等の一部を改正する法律案の慎重審議を求める意見書
いずれの発議案についても、審議をされるよう議事進行への意見が表明されたが、議長判断で返答することもなく、採決に踏み切る。
結果は全て賛成少数の否決。民主党としては1号発議に対しては2号発議で対案を出したので反対。2・3・4号発議については賛成。
18.千葉県競馬組合議会議員選挙
3名指名
19.君津広域水道企業団議会議院選挙
1名指名
20.各審議会委員選出
けんちゃんは、卸売市場審議会の委員に。
その他民主党議員では
【生活環境適正化】石井宏子
【水道事業運営】竹内圭司
【がん対策】小泉文人
【農政】磯部裕和
【地方港湾】天野行雄
【土石採取対策】杉田守康
【都市計画】黒田雄、堀江はつ
【国土利用計画】岩井覚
【環境】湯浅和子
21.議会運営委員会の閉会中審査
以上で閉会。
その他民主党関連
【会派の名称】民主党県議会議員会
【所属】21人
【役職】会長:河野俊紀(千葉市美浜区選出・4期)
副会長:黒田雄(千葉市花見川区選出・4期)
杉田守康(市原市選出・3期)
☆政調会長兼広報:田中信行(千葉市若葉区選出・3期)
政調会長代行:小泉文人(市川市選出・2期)
政調委員:高木衛(市原市選出)、岩井覚(八千代市選出)、横堀喜一郎(茂原市選出)
☆総務会長:湯浅和子(松戸市選出・3期)
総務会長代行:花崎広毅(我孫子市選出・2期)
視察担当委員:天野行雄(千葉市稲毛区選出)、遠藤英喜(松戸市選出)、石井宏子(君津市選出)
研修担当委員:篠崎史範(鎌ヶ谷市選出)、矢崎堅太郎(浦安市選出)、布施健太郎(習志野市選出)
☆財務局長:堀江はつ(船橋市選出・3期)
財務局長代行:竹内圭司(千葉市緑区選出・2期)
財務担当委員:磯部裕和(野田市選出)、けんちゃん
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