毎日新聞によると、文部科学省は今国会に提出する学校教育法改正で新たな管理職ポスト副校長、主幹というポストを導入する方針を固めたようです。
どうやらいじめの多い学校などの対処や責任の明確化を理由として設置をするようですが、学校運営は机上の方針の策定や権限強化のために新たなポストを設置しても、なんら現場は変わらないのではないでしょうか。
校長のリーダーシップが発揮されたとしても、一朝事件が起きたときに、その責任は校長一人で負いきれるものか疑問ですし、教育委員会には一切責任がない、とするつもりなのでしょうか。
主幹の設置は教頭や現場の先生の事務量を減らすつもりでの新設なのかもしれませんが、それなら学校ボランティアをうまく活用すればいいだけ。今後の国会の審議では何のための管理職増設なのかはっきりさせなければならないでしょう。
それなら、管理職なんかになったらこどもたちと触れ合えない、学び成長する姿をみるのが教師の喜び、と管理職などにならず現場を担当し続ける先生を「先生の先生」としてプロフェッショナルな教育者としてのポストを新設し、優遇したほうがよほど子供たちや経験の浅い先生にとってよい改正になるのではないでしょうか。
学ぶ喜びを伝える先生の質の向上のための改正、教える喜びを持ち続ける人事制度の改正、教育制度のなかでの責任者を明らかにする改正(市・県の教育委員会、文部科学省の責任の明確化)まなどが求められていると私は思うのですが…。
小手先だけの改革ならやらないほうがいいし、また小泉政権の延長上の看板の書き換えだけなら、改革の名に値しません。
よく考えて制度改正の議論をしていただきたいと思います。
【毎日新聞】学校教育法改正
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070213-00000126-mai-pol
どうやらいじめの多い学校などの対処や責任の明確化を理由として設置をするようですが、学校運営は机上の方針の策定や権限強化のために新たなポストを設置しても、なんら現場は変わらないのではないでしょうか。
校長のリーダーシップが発揮されたとしても、一朝事件が起きたときに、その責任は校長一人で負いきれるものか疑問ですし、教育委員会には一切責任がない、とするつもりなのでしょうか。
主幹の設置は教頭や現場の先生の事務量を減らすつもりでの新設なのかもしれませんが、それなら学校ボランティアをうまく活用すればいいだけ。今後の国会の審議では何のための管理職増設なのかはっきりさせなければならないでしょう。
それなら、管理職なんかになったらこどもたちと触れ合えない、学び成長する姿をみるのが教師の喜び、と管理職などにならず現場を担当し続ける先生を「先生の先生」としてプロフェッショナルな教育者としてのポストを新設し、優遇したほうがよほど子供たちや経験の浅い先生にとってよい改正になるのではないでしょうか。
学ぶ喜びを伝える先生の質の向上のための改正、教える喜びを持ち続ける人事制度の改正、教育制度のなかでの責任者を明らかにする改正(市・県の教育委員会、文部科学省の責任の明確化)まなどが求められていると私は思うのですが…。
小手先だけの改革ならやらないほうがいいし、また小泉政権の延長上の看板の書き換えだけなら、改革の名に値しません。
よく考えて制度改正の議論をしていただきたいと思います。
【毎日新聞】学校教育法改正
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070213-00000126-mai-pol
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