政治ブログ

2007年1月31日 意見
政治関連のブログをたまに読みます。

ほとんど政治家批判ですね。自分もそういった意識をもって政治を見ていてこのままではダメだ!と思って(もう12・3年前くらいになりますが)この世界に飛び込んだので、

「的を得てるなァ」

と思うような意見もあり参考にさせてもらっています。

ただ批判する側から批判される側へと移ったあと、

「政治家はいらない」

という意見をみるとやはり寂しいですね。(どこのブログとはいいませんが。)

政治のやるべき仕事はたくさんあると思います。

議員の仕事をしていると、日常生活の中でも
「近くに踊りの発表会ができるような公民館がほしい」
「近くにある近隣センターのなかに茶室がほしい」
「道路の混雑をなんとかしてくれ」
「信号機が必要だ」
「カーブミラーをとりつけて」
「図書館は必要だ」(図書館より古い学校建替前の新たな図書館建設に反対してるので)
「保育園の費用を減らして」
などなど。

すぐできそうなものから、それは無理というものまで様々です。

みんな
「自分は税金を払ってるんだから」
言う権利があります。

でもそのときに使われる税金にも限りがあります。
(だから選挙の際には、政策の優先順位の基準を明確にするべきだと私は考えますし、その基準は「いのちを守る」を第一にしてるんです。)
今の財政状況は、税を集めても、借金を返済して、公務員の給料を払って、必要な光熱費やら備品を購入したらもう足りなくなるという状況です。

だから借金をする。
借金をすれば利息を払わなければならない。
利息も払えないような状況が見えてくると増税をする。

こんな悪循環。

歴史が好きな方ならよくご存知と思いますが幕末の各藩の財政状況と同じですね。

やり方が悪い、無駄遣いが多い。
この批判はわかります。

でも政治家がいらない、というのは如何なものでしょうか。
無秩序な社会が望みなのでしょうか。
暴力が支配する社会が望みなのでしょうか。
特権階級がお金で支配する社会が望みなのでしょうか。
それとも国家の住民すべてが自分の生活をなげうって必ず参加する会議を望むのでしょうか。

そんな社会を望む人は99.9%いないと思います。
公正なルール
要望を叶えられる財政
この2つをどうつくるかを、試験に通ってきただけの官僚に任せきるのは、立派な人が官僚をしているときは良いですが、民がコントロールできないだけに不安です。

いまの政治がダメだ!
こんな政治しかできない政治家は退場するべきだ!
ならわかりますが、

政治家はいらない、は行き過ぎだと考えますが如何でしょうか。

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