北海道が夕張市の赤字額全額に当たる360億円を金融機関から借り入れて、夕張市に低利で融資をする方向で調整に入ったとのこと。
夕張の再建策には多くの市民が犠牲となった、との触れ込みで連日のようにマスコミが報道をしていますが、先日の利上げ騒ぎでさらに厳しくなる事が予測されていただけに、この支援で多少の安心感がでたのではないでしょうか。
国の支援がまともに入らない、「夕張はみせしめ」のような報道が以前なされていましたが、国としても多くの予備軍が存在する現状であるがゆえになかなか思い切った支援には踏み込めないでしょう。
国の支援=国民の税金、です。
道の支援=道民の税金、です。
国の借金総額1000兆円時代、リスクを国全体に分散するか、都道府県でとどめるか、夕張の市民だけに担ってもらうか、難題です。
こういうことを申し上げると怒られるのかもしれませんが、選挙を考えるとマイナスかもしれませんが、言いづらいことを言ってこその政治家だ(のはしくれですが選挙で選ばれている身ということでご了解いただいて)と思うので一言。
主権は国民・市民にあります。間接民主主義とはいえ、市町村の政治は二元代表制=大統領制で行われています。
24日にもTVの司会者やアナウンサーが夕張に行って取材した悲惨な状態を伝えるそうでありますが、財政破綻をさせるような市政運営をしてきた、歴代の市長や議会議員を選び任せてきたのもまた、選挙民=市民です。
父親と同じ団塊の世代の方と必ずといっていいほど議論になることですが、このような借金大国をつくってきたのは、間違いなく私たちの先輩を含めた大人の責任です。
毎回投票には行ってきた、野党に投票をしてきた、自分の主張とは違う、と仰られても、結果的にその考え方が社会の主流になってこなかったこと、それが主流になることへの努力が不足していたことが現在になって結果責任を負わされることになっていることを、悔しいかもしれませんが考えてみていただきたいと思うのです。
市民には選挙権とともに被選挙権があります。
25歳になれば市議等は被選挙権をもちます。この時点でこれでは不味いと思っていた、自分は納得がいかないとなれば、自分が政治家として立ち上がる事ができるのです。
私よりも年下の読者がいればぜひこのことを考えてください。勇気を持って立ち上がって下さい。
今はもう政治家に挑戦する気力がない、余裕がない、環境ではない、という読者がいれば簡単に諦めないで下さい。そしてどうしてもだめならぜひ、分身をつくる努力をして下さい。教えてあげてください。
横道に逸れましたが、選挙を通じて自分の、自分たちの代表者を選ぶ制度になっているのは、中学校の公民で習ってるはず。その代表者が選ぶ道を一蓮托生とする市民なのです。
夕張の市民が若い人がどんどん流出をすることをどんなに嘆いても結果責任を負うのは、そのような道を敷いてきた政治家を選んできた市民であり、利益誘導してきた業界団体の紹介してきた人を選び続けた市民であり、政治家のいうこと(=市民の言うこと)を拒絶できなかった行政職員であると思うのです。
そのことを考えた上で、主権者である皆さんにはぜひ投票所に足を運んでいただきたいと思います。
そして、悪いことをするのは政治家とのレッテルが貼られていますが、大方の政治家は真面目に取組んでいます。これは与野党関わらず。
最近の汚職事件をはじめとして仕事が欲しいといって近寄ってくるのは業者の方(を媒介する支援者も含めて)なんだと思います。政治家のほうからは99%近寄らないと思います(そんなことは頼みたくないですし)。
今回、自分にそういうお話があったらお知らせしますね、そこまでネームバリューがないのですが(笑)。
しかし、小説やドラマでは必ずといっていいほど、悪者は政治家と官僚ですね。この流れを断ち切りたい。でないと優秀な方が政治家や官僚にはならないでしょう。
閑話休題
とにかく夕張の支援問題、これからもいろいろと報道がされるとは思いますが、かわいそう、という人情の問題だけではないことをぜひ考えていただきたいと思います。
あの成人祭(式)で、一生懸命活動したお嬢さん方のように、実行力のある議員、政治家を選んでゆくような市民の皆さんの見識に期待します。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070119i104.htm
夕張の再建策には多くの市民が犠牲となった、との触れ込みで連日のようにマスコミが報道をしていますが、先日の利上げ騒ぎでさらに厳しくなる事が予測されていただけに、この支援で多少の安心感がでたのではないでしょうか。
国の支援がまともに入らない、「夕張はみせしめ」のような報道が以前なされていましたが、国としても多くの予備軍が存在する現状であるがゆえになかなか思い切った支援には踏み込めないでしょう。
国の支援=国民の税金、です。
道の支援=道民の税金、です。
国の借金総額1000兆円時代、リスクを国全体に分散するか、都道府県でとどめるか、夕張の市民だけに担ってもらうか、難題です。
こういうことを申し上げると怒られるのかもしれませんが、選挙を考えるとマイナスかもしれませんが、言いづらいことを言ってこその政治家だ(のはしくれですが選挙で選ばれている身ということでご了解いただいて)と思うので一言。
主権は国民・市民にあります。間接民主主義とはいえ、市町村の政治は二元代表制=大統領制で行われています。
24日にもTVの司会者やアナウンサーが夕張に行って取材した悲惨な状態を伝えるそうでありますが、財政破綻をさせるような市政運営をしてきた、歴代の市長や議会議員を選び任せてきたのもまた、選挙民=市民です。
父親と同じ団塊の世代の方と必ずといっていいほど議論になることですが、このような借金大国をつくってきたのは、間違いなく私たちの先輩を含めた大人の責任です。
毎回投票には行ってきた、野党に投票をしてきた、自分の主張とは違う、と仰られても、結果的にその考え方が社会の主流になってこなかったこと、それが主流になることへの努力が不足していたことが現在になって結果責任を負わされることになっていることを、悔しいかもしれませんが考えてみていただきたいと思うのです。
市民には選挙権とともに被選挙権があります。
25歳になれば市議等は被選挙権をもちます。この時点でこれでは不味いと思っていた、自分は納得がいかないとなれば、自分が政治家として立ち上がる事ができるのです。
私よりも年下の読者がいればぜひこのことを考えてください。勇気を持って立ち上がって下さい。
今はもう政治家に挑戦する気力がない、余裕がない、環境ではない、という読者がいれば簡単に諦めないで下さい。そしてどうしてもだめならぜひ、分身をつくる努力をして下さい。教えてあげてください。
横道に逸れましたが、選挙を通じて自分の、自分たちの代表者を選ぶ制度になっているのは、中学校の公民で習ってるはず。その代表者が選ぶ道を一蓮托生とする市民なのです。
夕張の市民が若い人がどんどん流出をすることをどんなに嘆いても結果責任を負うのは、そのような道を敷いてきた政治家を選んできた市民であり、利益誘導してきた業界団体の紹介してきた人を選び続けた市民であり、政治家のいうこと(=市民の言うこと)を拒絶できなかった行政職員であると思うのです。
そのことを考えた上で、主権者である皆さんにはぜひ投票所に足を運んでいただきたいと思います。
そして、悪いことをするのは政治家とのレッテルが貼られていますが、大方の政治家は真面目に取組んでいます。これは与野党関わらず。
最近の汚職事件をはじめとして仕事が欲しいといって近寄ってくるのは業者の方(を媒介する支援者も含めて)なんだと思います。政治家のほうからは99%近寄らないと思います(そんなことは頼みたくないですし)。
今回、自分にそういうお話があったらお知らせしますね、そこまでネームバリューがないのですが(笑)。
しかし、小説やドラマでは必ずといっていいほど、悪者は政治家と官僚ですね。この流れを断ち切りたい。でないと優秀な方が政治家や官僚にはならないでしょう。
閑話休題
とにかく夕張の支援問題、これからもいろいろと報道がされるとは思いますが、かわいそう、という人情の問題だけではないことをぜひ考えていただきたいと思います。
あの成人祭(式)で、一生懸命活動したお嬢さん方のように、実行力のある議員、政治家を選んでゆくような市民の皆さんの見識に期待します。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070119i104.htm
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