ホワイトカラーエグゼンプション
2007年1月5日 意見連合千葉新春の集い、電力総連2007旗開きに参加してきました。
さすがに選挙前ということもあって大勢の議員や候補予定者が参加しており、新年の挨拶をさせていただきました。
主催者や来賓の挨拶の中で、労働法制の改正について、とりわけ日本版ホワイトカラーエグゼンプションについて危惧する声が大きかったのが印象的でした。
12月議会でホワイトカラーエグゼンプションについて触れ、労働相談窓口についての質問をしましたが、行政も議員の間にも反応が鈍かったのを記憶しています。
1日の労働時間8時間という枠を崩し、一定以上の年収の人には時間を問わず働かせ残業代も支払わないという制度。年間3万人を超える自殺者、メンタルヘルスの必要性急増、非正規雇用者の増大による年間収入300万円以下が3割以上という世の中で、この制度の導入は大変厳しい生活環境をさらに厳しくするのではないでしょうか。
英国のようなセイフティネット・低収入者保護のための捕捉率の高い制度に転換しない限りますます低所得者の生活が苦しくなります。
再チャレンジというスローガンはまだ納得できたとしても、?労働強化→メンタルヘルスの需要増→行政でフォロー→税の投入→税負担増+残業代不払い→家計への打撃増→個人消費の一層の低下?企業の負担減→企業の競争力強化→景気拡大→給与所得者の給料増という2つの考え方を比較すると、現状の労働分配率を低く抑えたい企業の意向から考えればますます景気に悪影響を及ぼすのではないでしょうか。
低所得者の生活を無視した国策は結局個人消費の低迷を長引かせることにつながり、セーフティネット・社会保障の構造に打撃を与え、結局財政負担を大きくすると思うのですが。。
政府にはそのあたりをしっかり説明して、導入の是非について議論をしてもらいたいと思います。
さすがに選挙前ということもあって大勢の議員や候補予定者が参加しており、新年の挨拶をさせていただきました。
主催者や来賓の挨拶の中で、労働法制の改正について、とりわけ日本版ホワイトカラーエグゼンプションについて危惧する声が大きかったのが印象的でした。
12月議会でホワイトカラーエグゼンプションについて触れ、労働相談窓口についての質問をしましたが、行政も議員の間にも反応が鈍かったのを記憶しています。
1日の労働時間8時間という枠を崩し、一定以上の年収の人には時間を問わず働かせ残業代も支払わないという制度。年間3万人を超える自殺者、メンタルヘルスの必要性急増、非正規雇用者の増大による年間収入300万円以下が3割以上という世の中で、この制度の導入は大変厳しい生活環境をさらに厳しくするのではないでしょうか。
英国のようなセイフティネット・低収入者保護のための捕捉率の高い制度に転換しない限りますます低所得者の生活が苦しくなります。
再チャレンジというスローガンはまだ納得できたとしても、?労働強化→メンタルヘルスの需要増→行政でフォロー→税の投入→税負担増+残業代不払い→家計への打撃増→個人消費の一層の低下?企業の負担減→企業の競争力強化→景気拡大→給与所得者の給料増という2つの考え方を比較すると、現状の労働分配率を低く抑えたい企業の意向から考えればますます景気に悪影響を及ぼすのではないでしょうか。
低所得者の生活を無視した国策は結局個人消費の低迷を長引かせることにつながり、セーフティネット・社会保障の構造に打撃を与え、結局財政負担を大きくすると思うのですが。。
政府にはそのあたりをしっかり説明して、導入の是非について議論をしてもらいたいと思います。
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