会派で、議員定数についての話し合いが昨日行われました。

柏市議会議員の数は現在53人。非常に多い、と感じています。

議員の数については、色々な角度から意見がありどれが最善という答えはないと思います。
議員数が多ければ、議会の仕事の1つであるチェック機能は果たしやすいですし、多くの目にさらされれば行政の不正・不備に目が届きやすいと思います。少数意見も反映されやすくなるという面もあるでしょう。
一方で議員の数は多くなればなるほど財政的な負担は大きくなる傾向が強くなります。議員は多すぎるというご批判については、昨今の財政状況を鑑みるとこの部分が一番大きい理由と思われます。

さて、今回の議員定数について私の考えは、中核市相当の市は有権者1万人あたりに1人の議員数が適当という考え方により32人くらいが適当ではないか、と考えていますのでそのようにご意見を申し上げました。

中核市相当というのは人口30〜50万人規模の市です。ちなみに政令市においては50万人以上の人口を抱えていることから、大体2〜3万人に1人の議員をおいているようです。

議員の数が極端に少なくなりますと、前述のように意見の偏りや不正のチェックが甘くなりがちですし、1人の人間の能力は限られておりますので極端に少ない議会ということには私は反対です。
しかしあまりに多すぎればどんな少数意見も反映しなければならないという構図となり財政上大きな課題を抱えることになります。

適正な規模に正解が無い以上、意見が割れることとなり各会派で相当な議論されそうです。

会派としては合併時の40人よりは減らす方向で提言をすることとなると思います。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索