日本の課題

故安倍基雄議員の秘書をしていた際の国会事務所・浜松事務所のメンバーとご子息とで集まり話をする機会がありました。

当時の思い出話に始まった会でしたが、次第に現在の政治情勢や課題などに。

さきの決算特別委員会で産業に対する補助金について議論をしましたが、今の日本の産業で何故農林水産業は、経済産業の一所管にならないのか、疑問に思っています。

日本の産業全体を見渡したときに、産業のひとつと考えられる農業・水産業などが一つの省を構成していることがいびつに感じられます。

経済産業省-中小企業庁
＿＿＿＿＿-農業庁
＿＿＿＿＿-水産庁　etc
のような形でも十分機能を果たすのではないか。

農業偏重の政策が地方にまだ残っているのは、時代の要請に応えていないように見えるのです。

柏市では、ビニールハウスをつくるのに市から補助金を出しています。
しかし、製造業の機械の購入などの設備投資に補助金は出していません。
産業によって不公平感が残るのは政策を実行する上で適当ではないと私は考えます。
もしも優遇する産業を決め、補助金を支給していくのであるならば、それは時限立法的な条例・法律に基づく計画と計画達成年度の明示が必要なのではないでしょうか。

農業が産業の一分野である現状に即した組織改正が必要ではないか、農業優遇施策の見直し時期が来ているのではないか。

その他にも金融・経済・財政などの分野について議論をしてきました。
故安倍基雄議員が残した種が少しづつ私たちに浸透していることを感じた一日でもありました。