柏市通学区域審議会の第3回目の審議が行われました。

本日は、柏第二小学校と旭小学校の現地視察と、旭小学校における審議。

審議は

1.旭小学校長より学校の特徴・教育方針などを説明
2.両校視察の感想と審議委員の意見表明
3.地域コミュニティ(町会)に与える影響の説明と意見交換
4.教育委員会からの諮問の受理
5.次回日程など

について意見交換と説明が行われました。

現地視察

「児童数が増加した場合に使用されることになる教室が、給食配膳室の隣にあり騒音が激しく予想以上に環境がよくない。」
「二小の校長先生の言うとおり、来年度以降この教室を普通教室とすることは子どもの学習環境を公平に保つということにはならない」

1.旭小学校長より学校の特徴・教育方針などを説明
特に質問・意見なし

2.両校視察の感想と審議委員の意見表明

・二小の児童の教育環境が劣悪なることが予想できたのに、このような時点まで放置していたのは問題。もっと数年前から審議するべきだった。

・最初は19年度から1年生だけを学区変更の対象とするA案を指示していたが、今日の視察を見れば劣悪な教育環境にこどもをおくのはよくない。1年〜6年生の全学年を同時に学区変更の対象とするB案が良いのではないか。

・B案とすべきとは思うが、保護者の理解を得られるような配慮が必要。

・B案を基本的には支持するが、子どもにとって母校というのは大事。二小に愛着のあるこども・保護者が熱烈に望むなら残れる方法を検討する必要がある。

などの意見が大勢を占めました。

私は、
・二小の現状でこれ以上学級数を増やすことはかなり困難で19年からの学区変更はやむをえない。
・こどもにとって友達と別れることの辛さは自身が経験しているので、原則19年度の1年生は全員、2〜6年生は希望者が対象となるC案を支持。
・義務教育を受けられるように環境を整える教育委員会の立場はわかってはいるが、学区変更の当事者の心情を理解することが重要で当の市民が直接決定できるように取り計らうべきで、旭小に行ってもいいな、と思えるような協同の行事をつくるなどの環境整備があってもいいのではないか。

という意見を申し上げました。

3.地域コミュニティ(町会)に与える影響の説明と意見交換

その後、過去の第六小学校・第七小学校に分かれていた豊四季団地自治会の児童を、第六小学校へ学区変更する際の案が反対されて実施されなかった例などをあげながら、地域コミュニティと学区の関係性について説明がありましたが特に質問・意見はありませんでした。

4.教育委員会からの諮問の受理

正式に通学区域審議会として、教育委員会から諮問され、次回の審議会までに事務局が案を作成し、次回審議会で案文の検討をすることで了承されました。

5.次回日程など

10月14日午後2時から 沼南庁舎において 開かれます。

次回も傍聴が可能と思います。審議会の答申内容が気になる方は、是非傍聴にいらして下さい。

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