6月3日から開会されていた、平成17年度柏市議会第二回定例会(通称6月議会)が、柏市駐輪場条例改正案など10議案を可決し22日閉会しました。

 今議会は柏市と沼南町の合併後初めての定例議会であり、また本会議で新しく総括質問(従来の議案質疑と一般質問をあわせた形で行われる質問)が導入される等、とまどいの声があがる中での審議となりました。

 総括質問では、旧柏地域の議員からは指定ゴミ袋制の導入に関する質疑が集中。また、沼南地域の議員からは合併後の新市建設計画事業(沼南地域と柏地域を結ぶ道路整備や交通施策)が大きく取り上げられ、その他住民基本台帳の閲覧制度などが多くの議員に取り上げられました。

 私は今回の総括質問の中で以下の点を取り上げました。

 (1)指定ゴミ袋制度について 「市民に協力を求める」制度の導入に際し周知方法が、従来通りでは不足なことを指摘。更に、環境省が検討中の容リ法改正、特にレジ袋有料化等のゴミ減量政策を合わせて行う必要があり、新たにレジ袋を指定ゴミ袋化し市民・業者が負担を折半する制度の提案を行いました。

 (2)防災施策について 耐震改修促進法の改正を視野に柏市の建築物耐震改修促進計画(平成11年策定)を早急に見直し、学校や公共施設の改修を急ぎ、民間建築物耐震改修に支障がないよう指導するよう提案しました。

 (3)協働事業提案制度について 高齢者世帯の身の回りのお世話(例えば蛍光灯の取替えや故障した蛇口を補修など)をするなどの活動のように、単年度事業ではなく継続して事業を行うような提案は認められるか、など具体事例を用いて質問。この制度は来年度以降も継続するようです

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